What’s Nikko? ~包丁研磨の職人不足を解決!「とぎロボ」のご紹介!
2024年4月22日 ニッコーブログ
こんにちは!Kです。
今回は弊社の「多品種包丁研磨ロボット とぎロボVer.Ⅱ」(以下:とぎロボ)をご紹介いたします!
とぎロボが活躍するのは主に食肉加工の解体現場をはじめとする、包丁を多く使う現場です。
包丁研磨の現状や現場が抱える課題、その解決策である「とぎロボ」の特長などについてひとつひとつご説明いたします!
3,4分で読める記事にまとめておりますので、ぜひ最後までご覧になってみてください!
業務用包丁研磨の現状
「とぎロボ」についてお話しする前に・・・
まずは、包丁研磨の現状と抱える課題について知っておきましょう!
ということで、簡単に3つのポイントにまとめました!
▪ 現状1 包丁研磨は毎日行う必要がある
包丁の切れ味が悪いと作業効率の悪化や、無理に切ろうとして怪我に繋がることもございます。
そういったリスクを防ぐ為、また製品の質を上げる為にも毎日の研磨は大切です。
▪ 現状2 労働人口の減少
包丁研磨は大変重要な作業である為、研磨職人や、包丁研磨の会社にお願いすることが多いです。
しかし、職人さんたちの高齢化や後継者不足により人材不足が深刻な問題となっております。
▪ 現状3 研磨作業による残業や怪我のリスク
職人さんに研磨を頼めない場合は、自社の作業員が当日の作業中や終了後に研磨作業に従事することも・・・。
作業終了後に研磨する際には残業費用もかかりますし、研磨作業中の怪我の心配などもあります。
このように包丁研磨作業というのは毎日必要なのに、職人がいない、研ぐ時間がない。
さらには怪我を伴う危険作業であるということがわかります。
解決策「とぎロボ」
現状を考えると、解決策の1つとして挙げられるのが「研磨作業の機械化」であり、
これを実現したのが「多品種包丁研磨ロボット とぎロボVer.Ⅱ」です。
とぎロボは、包丁をターンテーブルにセットするだけで、ロボットが自動で研磨を行うことが可能な装置です。
その為、人が付きっ切りの必要がなく、怪我の心配もございません。
「とぎロボ」の6つの特長
上記の現状を考えると、解決策の1つとして挙げられるのが「研磨作業の機械化」であり、
これを実現したのが「多品種包丁研磨ロボット とぎロボVer.Ⅱ」です。
▪ 操作が簡単
作業員が包丁をターンテーブルにセットして、タッチパネルであらかじめ設定された包丁の種類を選び運転スイッチを押すだけです。
▪ スピード研磨
品種によって異なりますが、研磨時間は1本あたり平均約90秒です。
▪ 均一な仕上がり
機械的に力をかける為、仕上がりが均一な状態になります。
▪ 切れ味が良い、切れ味の持続
包丁に合わせた研磨回数の設定や、ロボットへのティーチングによって切れ味が良く、持続する研磨ができます。
▪ 使いやすい操作画面
研磨中の包丁の残り研磨回数や研磨完了本数などが表示され、使いやすい画面になっております。
▪ 6品種の設定機能
設定できる品種は6種類で、包丁ごとに研磨回数や圧力など細かな設定ができます。
※6種類以上はオプションとなります
「とぎロボ」~よくある質問
Q. テストは可能か?
A. デモ機にて研磨テストをいたします。
お使いの包丁をお借りして、最適な研磨角度設定を検証しご提案しております。
事前に現状使用中の包丁の種類や、研磨状況、条件などをお聞きし、ご満足いただけるような研磨を目指しております。
Q. 対応している包丁の種類は?
A. 三角刀、筋引き、平切り、骨透きに対応しております。
上記以外のものでも一度テストを行い、結果次第では研磨が可能な場合もございます。
おわりに
人手が不足している状況では、危険作業や単一作業など機械が向いている作業は機械に頼るという方法もございます。
選択肢を広げていただき、自社に合った解決策を見つけていただくお手伝いが出来ればと思います。
ご相談がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
それでは次回もお楽しみに!