What’s Nikko? ~除水作業の課題と解決策「スイトール」
2024年5月27日 ニッコーブログ
こんにちは!Kです。
今回は除水装置についてお話していきたいと思います。
来月6月4日(火)から7日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催される
「FOOMA JAPAN 2024」に弊社の除水装置「スイトール」を実演展示いたします!
その他にも「段ボール開梱・取出し装置」や「包丁研磨ロボットとぎロボ」も展示予定ですので、
ご来場予定の方はぜひ弊社ブースにお立ち寄りください~~
事前予約をしてご来場いただいた方には特典プレゼントも!
下記より詳細をご確認いただけます。
[ニッコーブース案内&来場予約]
https://www.k-nikko.com/nikko-fooma2024/
それでは本題に戻りましょう!
3,4分で読める記事にまとめておりますので、ぜひ最後までご覧になってみてください。
除水装置とは?
除水装置とは読んで字のごとく、「水を除去する装置」です。レトルト殺菌後や充填後に、製品についた水分を除去する作業が必要です。
この作業を自動化したものを除水装置と言います。
現在の除水作業方法
除水作業の方法は、対象となるワークの特性や数量、作業環境によって異なります。
ここでは主な除水作業の方法をご紹介いたします!
▪ ブロア
商品表面に付着した水滴をエアーブローで衛生的に除去する方法。
▪ 熱風
電気ヒーターで乾燥させる。
▪ エアー
ワークの表面に付着した水滴をジェットエアで吹き飛ばす。
▪ 拭き取り
機械的に拭き取るまたは、手作業で拭き取る。
除水作業の5つの問題点
1 人手による拭き取りが必要
除水が不十分な場合は、残水による臭いや段ボール箱などの破損によるクレームがある。そのために除水機の後で人手による拭き取り作業が必要になっている。
2 洗浄やメンテナンスがしづらい
装置が基本的に分解できないため、機械洗浄やメンテナンスがしづらく衛生面で問題がある。
3 騒音
昔に比べ装置駆動中の音が静かになったとはいえ、相当な騒音である。85db以上の場所で従事する作業には耳栓やイヤーマフの装着を義務づけている。そのため非常ベルなどの緊急時の合図や放送が聞こえないという問題がある。
4 装置が長い
除水効果を求めると装置が長くなる。長くなると工場設置スペースの問題がある。
5 電気代がかかりすぎる
ランニングコストがかかりすぎる。
解決策「スイトール」
ニッコーの除水装置は、抗菌剤入り特殊ウレタンスポンジを採用した、新しいタイプ。表面の拭き取りづらい細かな水分粒子までも拭き取る驚異的な性能を発揮します。ノーマルタイプ、エアブロー機能付き、クリアランスアジャスタ機能付きと豊富なラインナップ。従来問題にされていたものが一気に解決できます。
メリット
▪ 二度拭きがいらない
▪ 騒音が少ない
▪ コンパクト
▪ 省電力
▪ 工具レスで脱着
おわりに
除水作業の現状や課題、また弊社の「スイトール」の特長について知っていただけましたでしょうか?
パウチ製品以外でも、スイトールでの除水ができるワークもございます。
テストも可能ですので、お困りの事がございましたらぜひお気軽にご相談ください!
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それではまた~~
▼購買部部長さん撮影 釧路市の桜