What’s Nikko? ~番外編 社長インタビューⅡ~
2025年1月23日 ニッコーブログ
こんにちは!Kです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は番外編ということで、弊社株式会社ニッコーの代表、佐藤社長からたくさんのお話を伺ってきました!
毎年恒例のようになってきている社長インタビューですが、今回はインタビュー形式というよりは対談のような自由な形でお話しをさせていただきました。
ぜひ最後までご覧ください!
(本記事は、3、4分で読める内容になっております。)
以前のインタビュー記事はこちら→「What's Nikko?~佐藤社長編」
――2024年に撮影したネイチャーフォトについて
K:今年(2024年)も撮影した写真をご用意いただけましたでしょうか!
佐藤社長:写真選びから行きますか~~!
まずこれは「シジュウカラ」。枝からポンっと飛んだ時の。
K:迫力ありますね!すごい瞬間!
K:あら!ころんとしてて可愛いですね!キャラクターみたいな目で可愛い~~
佐藤社長:これは「ハシブトガラ」。ちょっとね、お気に入り。笑
鳥の表情があって、なんか可愛らしく撮れてる。
次は「ゴジュウカラ」。目の所に横に黒いラインが入ってる。
佐藤社長:この写真のポイントは、鳥の目に完全にピントが合ってる「ガチピン」であるところ。
私の腕の問題が大きいですが、例えば1日1000枚とか撮っても、「ガチピン」は、その中でも本当数枚ですよ。
K:動いてるものですからね~。この羽の線までわかるってすごいですね。(拡大して是非見てください)カメラのパンフレットに載ってる写真のクオリティですね。
K:あ!これは美瑛の「クリスマスツリーの木」ですね!
え、真上のは流れ星ですか?
佐藤社長:そうそう!本当はさ、天の川と一緒に撮りたかったんだけどね~。
あの辺の景色大好きでさ。
佐藤社長:これも結構気に入ってる。笑
後ろで手組んで、気合い入ってる感じするよね。「おす!」みたいな。笑
K:顔もいい表情してますね~!笑
こういう瞬間をカメラに収めるってすごいですね。まず鳥を探す所からですもんね!
佐藤社長:そうそうあんまりいないんだよね。しかも行くとしたら週末しか行けないから、たまたま出会えれば撮れるんだけどね~。
~~ さてここからは真面目なお話になります!笑 ~~
――AIの技術進歩について
K:社長に以前教えていただいた「Genspark」使ってみました!
「ChatGPT」ともまた違って、面白いですね~。
佐藤社長:それぞれ特徴があるから、自分が使いたい用途に対して回答をまとめてくれるやつを使えばいいよね。
今までは、1個1個検索して調べて、すごい効率が悪かったことが、今はAIを使えば一発でまとまって出てくるんだよ。
以前までは検索スキルが高い人が、情報収集力も高かったけど、それがもうAI側で知りたい情報を効率よく出してくれる。
「そうそうこれが知りたかった」っていうものがそのまま出てくる感じ。伝わるかな?
K: 分かります!言い方が曖昧でもちゃんと理解してくれますもんね~。
佐藤社長:そうそう。もうAIの技術革新って日進月歩なわけ。
それこそ、14,5年前かな。ある大学の教授と話した時に、「今後のテクノロジーは、ある時期を境に『指数関数的』に発展していくんじゃないかと見てるんです」と言われて、このコメントがすごい記憶に残ってて。
今までは、技術革新っていうのは何百年とかのスパンで起こっていたわけで、それが「指数関数的」な発展をするなんて言うのはあり得るのか?と思っていたけど、現時点で、まさに指数関数的に発展する手前の状況まで来てるんじゃないかな。
AIも弱いAIから進化していて、AGIからさらにASIへとどんどん進化する予測もされているし、これからますます加速していくだろうね。
――変化に対応する企業の在り方について
K:社長はいつも新しいものを積極的に取り入れていて、すごいと思いますし、なかなか簡単にできる事ではないなと感じています。
佐藤社長:どんなに変化しないように踏ん張っても、我々の思いとは関係なく、無慈悲に時代は変わっていくんだから、時代に合わせ古いものはリニューアルしていかないとダメなんですよ。色々な場面で歴史が証明しているし、これは確実と言っていいんじゃないかな。
創業当初から、全く同じことを続けて生き残っている会社はないからね。残念ですが、時代に合わせて変化すること、考え方や価値観を変えていくのは避けられないことです。
K:大変難しいことですよね、、、
佐藤社長:確かに難しい。変えたくなくても、変えなければ事業は衰退しちゃう。
若い人は比較的柔軟に変化に対応できるけど、その若い人たちも経験を積んでいく中で、次の変化の波が来たときには苦労するんだろうな。きっと同じ経験をすることになる。
先ず、大前提として、過去があるから今がある。先人が積み上げてきたことをリスペクトしつつ変化する事が重要と思う。
一方、過去の栄光にしがみついていたら変化できない。
世の中は、未来へ向かって進んでいく。大事な事は、過去のやり方や成功体験に固執することではなく、時代に合わせ、これから「何をするか」なんじゃないかな?
ただ過去を活かせるとしたら失敗したことだよね。過去の時代背景では上手くいかなかったけど、今なら同じことでも上手くいくって可能性もあるよね。そこはしっかり見極めが必要になるけど。
とにかく、目まぐるしく変化する時代の波に置き去りにされないように、ちゃんとついていける会社でありたい。
――技術力を誇る会社として社員に望むこと
佐藤社長:何よりもうちは「技術力を売りにしている会社」なので、そこに対して常に敏感でないといけないと思っている。
もっと言えば社員に「社長こんなこともわかんないの?」って言われたい。こっちが「ちくしょう」と思えるくらい、社員が主体的に情報をキャッチアップして、自分たちの技術に落とし込んでくれることを望んでる。
K:確かに、向上心を持った社員がいるというのは嬉しいですよね。
佐藤社長:そうそう。ただ目先のことをやっていても、仕事の中ではそんな情報はなかなか得られない。自分から興味を持って情報を取りに行って欲しいと思っている。
会社の中だけでは、その様な情報はとれないので、だから、みんなの耳に少しでも聞いた覚えがあると意識してもらえる様に、できるだけ新年や年末の挨拶で、私がその年にいろんなところで拾ってきたキーワードを話すようにはしているんだけどね。
なにぶん、横文字が多すぎて、伝わりにくいだろうなと思いながらね。笑
社員全員が、そのキーワードに興味を持たなくても、一部の社員が、この言葉って何だろうって調べてくれれば良いと思って言っています。
また、「そういえばこの言葉どこかで聞いたことあるな」「社長がなんか言ってたな」って思い出して貰えるだけでもいい。そこから、興味を持てば調べるし、世の中こういう風になってるんだとわかってくれたり、そういうきっかけになればいいなと。あえて無理して使ってる。笑
K:無理していたんですか!笑
たくさんスラスラと横文字が出てきて、すごいなとは聞いていたんですが、実は多少は無理を。笑
佐藤社長:相当無理してます。笑
本日はここまでとなります!
他にも、ニッコー製品開発秘話や私の自己成長に繋がる話など、まだまだたっぷりとお話しを聞かせていただいたのですが、こちらについては少しずつ今後のブログで紹介させていただければなと思います!
普段なかなか聞くことのない、社長の想いや考えであったり、AI技術の進歩について知ることができました。私も最近、生成AIを仕事で活用してみたり、AI関連のwebセミナーを聞いたりなど、AIに触れる機会が増えていたので、とても勉強になりました。
最後に、佐藤社長撮影の釧路らしいタンチョウたちの一枚を!
それではまた~~