重労働が劇的に改善
部分肉のサイズに合わせてロボットが袋詰め
解体後部分肉の袋詰め作業の現状と問題点
牛・豚の部分肉を加工処理後に真空包装フィルムに袋詰めする作業は、現在は数人の人手作業で行われています。
部分肉は重量があり、その一つ一つを袋詰めしなければなりません。
また袋を汚さないように気を配ったり、スピーディに行わなければならないので重労働です。
今までなかった、部分肉自動袋詰め装置
本装置は牛・豚の部分肉を画像計測し、袋のサイズ選定・供給・肉の袋詰めを自動でおこないます。
部分肉をコンベアへ乗せると三次元計測でサイズを計測し、3種類のフィルムからその肉に合うサイズの袋を選定し、ロボットが肉に袋を被せていきます。
肉のサイズに合わせてコンベア幅が変わるフィンガーコンベアを採用。袋を汚すことなくスムーズな袋詰めが可能になりました。
三次元計測で部分肉を計測、
袋サイズを選定
計量コンベアに部分肉を乗せると、被測定物の色の影響を受けにくいレーザースキャナで肉を計測します。当社開発のプログラムが肉の長さ・幅・高さ・体積からその肉に合う袋を選定し、そのデータはロボットに伝達されます。
計測結果・選定した袋サイズ・コンベア段数・ロボットハンドの開き量等がモニタに表示されます。
省人化に大きく貢献
毎分17袋を処理する場合、人手作業の場合は6名が必要ですが、本装置を使用すれば2名でできるため、4名の省人化が可能になります。
労働環境の改善
重労働だった袋詰め作業が、ロボットによる自動作業になり、労働負荷が軽減されます。
製品の品質アップ
肉に手を触れないので、衛生的で安心・安全です。
袋にも肉が付着しないので、袋に汚れがつきません。(袋の見た目が非常にきれい、肉が良く見える)
- 作業効率アップ
- 労働負荷の軽減
- 衛生的で安心・安全
- 袋が汚れない
装置外観
三次元計測
計測モニタ
フィンガーコンベア