株式会社ニッコーを知っていただくために、
創業以来大切にしてきた
「ニッコーのものづくり」や
「お客様への思い」について
紹介いたします。
永年積み重ねてきた技術とノウハウで、
お客様に最善のソリューションをご提案し続けています。
顧客ニーズに対応したものづくり
弊社では創業以来「顧客ニーズに対応したものづくり」を基本軸としたものづくりをおこなってきました。
ものづくりは往々にしてエンジニア中心の考えをしてしまいがちですが、あくまでも使用する側の立場にたったものづくりでなければ、本当の意味でお客様に喜んでいただくことはできません。
また一方でお客様がご使用頂く生産設備は、常に進化・高度化した生産性の高い設備でなければならないというポリシーのもと、お客様の期待以上のご提案、新しいアイディアや新技術を活用した価値提案も重要であると考えています。
「安心・安全なものづくり」「一歩先を見据えた技術開発」「お客様の細かなニーズでも実現できるように努力する」・・・この考え方は、現在も弊社のものづくりに対する根幹を担っています。
お客様が求めているものよりも、さらに良いものをご提供し喜んでいただきたい。
そのために自分達の技術を愚直に磨く。
これがお客様の感動や信頼を得ることにつながると信じています。
Product Theory
［ものづくりの考え方］
メカトロニクス技術で
高速・高精度・コンパクトに
弊社は機械技術（メカニック）、電気・電子、制御技術（エレクトロニクス）を組み合わせた「高度なメカトロニクス技術」と、複数の分野にまたがる技術を組み合わせ価値あるシステムを生み出すインテグレーション技術が大きな特徴です。
今後はロボティクス技術、AI・IoT・BigData、5G等の次世代技術が躍進するなかで、これらの高度化技術と既存技術を融合した新たな価値創造がますます重要となるでしょう。
Proprietary
Technology
[ニッコーの技術]
多彩な計測技術を保有
弊社は、食品加工分野で必要とされる不定形物を安定的に精度良く加工するための技術である、計測技術に特徴があります。
特に三次元計測技術は多岐にわたり、代表的な技術として光切断法を用いた計測技術やステレオ計測技術、パターン投影法技術を保有しています。
弊社では、お客様の多種多様なニーズに応えていくため幅広い技術の引き出しを持っていること、その技術をソリューションとしてコーディネートできる能力が重要と考えています。
先端技術を食産業の価値創造へ
昨今日本ではSociety5.0（第5期科学技術基本計画）を目指すべき未来社会の姿として提唱しました。その根幹を担う技術として注目されているロボット技術、IoT、AI、BigData、5Gなどの先端技術は日々進化を遂げており、私たちの生活の中に着実に浸透しながらスマート化に向けた社会環境が実現しつつあります。
弊社では、これらの先端技術を食産業のお客様へいち早く「価値」としてお届けできるよう、日夜研究・開発に努めており着実に成果を上げております。
今後の弊社製品にご期待ください。
労働者不足解決とお客様の競争力向上を目指して
弊社は食産業にロボットがほとんど導入されていなかった時代である１９９３年から「食産業に特化」したロボットシステムインテグレーター（ロボットSIer）として高度な技術と数々の実績を積み上げてきました。
昨今、日本では生産年齢人口減少に伴う労働力不足が大きな社会問題となっており、弊社が長年積み上げてきた食産業向けロボット技術が、幅広いお客様のお役に立てる時代に突入したと考えています。
弊社では食品加工に必要な様々な基礎技術と実績を持つことに加え、そのノウハウを活かしたソリューション企業であり、また食品機械メーカーとしては大変ユニークな「垂直統合型生産体制」が特徴です。具体的には、お客様の課題ヒアリング、仕様づくり、ソリューションのご提案、ハード・ソフトの開発・設計、部品加工、組み付け、社内立ち上げ、試運転、品質評価、搬入・据え付け、現場調整、引渡後のアフターメンテナンス、部品供給に至るすべての工程を社内体制で完結することが可能です。このような特徴的な体制が構築できていることで、お客様の秘密兵器となる機械設備の開発や、お客様との打ち合わせ、開発へのフィードバック、不具合対応、部品供給など「迅速」な対応が可能となり、マシンダウンによるお客様の機会損失の最小化や競争力向上に貢献します。
Our Strengths
［ニッコーの強み］
食品加工の基礎技術を保有
「食」に関わる機械を開発するには、次のことができなければなりません。工業製品とは違い、不定形・不揃い・柔らかい食材を、「切る」「焼く」「冷やす」「掴む」「離す」「運ぶ」など、寸法・形状・硬さの条件が変わる対象物に対して、安定した加工処理をしなくてはなりません。
また、加工した製品を消費者が安心・安全に食べられるように、細菌の知識も必要になります。落下菌や細菌、埃、異物が機械に貯まらない構造や機械洗浄が簡単にできる構造、菌が付着しづらい構造など、食品を製造しているユーザー様と同レベルの知識やノウハウが必要です。
この食品加工の基礎技術は、他のメーカーにはないニッコーが蓄積してきた技術です。
提案・開発型企業
弊社では食産業向けの加工技術において幅広い基礎技術を保有しており、お客様の課題を技術的に多方面からアプローチできるのが特徴です。
また、食品機械メーカーでありながら、食産業に特化したロボットシステムインテグレーター（ロボットSIer）として２６年にわたる豊富な実績と経験を活かし、食産業ロボットシステムのパイオニアとしてお客様から高い評価をいただいています。
垂直統合型生産体制
弊社では企画、販売、機械設計、制御設計、ソフトウエア設計、製造、機械搬入設置、アフターメンテナンスをシームレスでおこなうことで、各工程のレスポンス向上を図るとともに、開発、部品供給、不具合対応、アフターメンテナンスにおいてお客様の機会損失を改善します。
このような生産体制も食品機械メーカーのなかでは大変ユニークであり、弊社の大きな特徴です。
お客様の使い勝手を考えた「価値あるオーダーメイド」
弊社製品のそのほとんどは、お客様の課題解決から展開されるオーダーメイドの開発装置です。
標準化された機械設備とは違い、お客様の現場運用に合わせた使い勝手の良い機械設備をご導入いただくことが可能です。
生産現場では標準化された機械設備の仕様内では網羅できない細かい「使い勝手」が、大きな効率化・安全性・高度な衛生管理・保守性・運用性の向上につながります。また、これらの使い勝手は設備を運用しながらでなければ気づかない部分であり、現場単位で作り込んでいくことで快適な設備にブラッシュアップできるものであると考えます。
弊社が取り組む機械設備・自働ライン、ロボットシステムは高価な買い物であるからこそ、現場の皆様が長く快適に安心・安全・衛生的にご使用いただきたいという思いをコンセプトに、価値あるオーダーメイド設備をご提案します。
お客様に寄り添いながらソリューションを提供
昨今、生産性向上が叫ばれるなかで、お客様との接点である営業部門においても効率化の波が押し寄せています。
ある一面では、デジタル技術を活用した効率化を図る一方で、弊社の様なオーダーメイドを特徴とする企業は、営業や技術部門の技能者が、現場を見ながら、感じながら、製品を触りながら、お客様と課題共有し理解を深めることで、より質の高いソリューションが提供できるものと考えます。
快適に使える機械を
目指して
どんなに制御技術、ソフトウエア技術が高度になったとしても、人手作業を機械化するうえで独創的な機械設計なくしてはお客様の課題解決は実現しません。また、年々世界的に厳格化する食品衛生管理規格や安全規格によって機械設計もより高度な設計が要求されるようになります。
弊社の技術部では、そのようなご要求にいち早く追従し、お客様の課題解決と独創的なご提案を意識しながら、安全・安心・より使い勝手が良く、お客様が感動していただける機械設計を目指してまいります。
複雑な動作を支える
最新制御技術とスマート化
ますます複雑になる機械の動作を、高速運転させながらその動作と複数の同期するアクチュエータを高精度に制御する制御技術をはじめ、センシング・計測技術・ロボット制御技術は、弊社の高度な機械設備の中核を担う先端技術となっています。
これからは新たな革新技術との融合で、スマート化された新たな価値を生む技術として生まれ変わります。
ニッコーの技術をカタチに
高度な技術と経験豊富な匠によるものづくり
最新鋭の工作機械での部品製造から板金加工、電気配線、組み付けなど、弊社の技術をカタチにしています。各工程で厳しく育成した高度な技術を持つ技能者が、弊社の高品質なものづくりの根幹を担います。
また、ものづくり以外の強みとして、機械の搬入設置における高い技能と、現場立ち上げ時における迅速かつ柔軟性のある「現場力」は、弊社製品をご導入いただいたお客様に大きく評価をいただいています。
お客様のニーズに合った
最適なソリューションを
ご提案
創業以来「食」に関わる機械設備を
ご提案しているニッコーだからこそ
豊富なノウハウと経験を元に「ロボットシステム」と「メカシステム」から、
お客様のニーズに合った最適なソリューションをご提案できるのです。
